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日本で初めてのSMクラブ・アマゾン。

今もなおアマゾンの現役オーナーでいらっしゃるママのレポートを通して、
ブログで今までの色々なエピソードを綴っていきたいと思います。


……………………………

私は奥様をからかっていたのがだんだんと罪を犯している気分になってきてしまい、
困ってしまいました。いまさらおかしいですが、なんとか奥様の味方になってあげようと思うようになっておりました。

翌朝、私はいつものように忙しく、夜の電話の事はすっかり忘れていました。
プライベートで何かあったとしても、いざ仕事と向き合うと、仕事の事しか考えられないような性格でした。

事務所に行ったら女性会員から様々な相談に乗ってあげなければならず、
また、男性会員からの相談もあり、他の事を考える暇がないくらい多忙な毎日でした。

涼子さんも相変わらずKさんの話をしては、たいそう嬉しそうにして、Kさんの来られる日を
心待ちにしておりました。
Kさんの事を話すたびに、「思い出すと胸が痛いほど辛いけれど、やっぱりまたお逢いしたい気持ちは変わらない」と言っておりました。

そのうち私に、Kさんの事を嫌いになる方法を教えてと言う様になっておりました。
とても純情な涼子さんでした。

私は「そのうち、嫌いになる方法を教えてあげるわよ」と言って逃げておりました。

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(続く)



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いつも通り私の行動はワンパターンでした。
SMクラブ以外に、以前から商売している貴金属のデザインと加工も、
時々依頼され作成したりしておりました。

深夜十二時頃になると、藤原さんの奥様からまた電話がかかってきました。

私「もしもし中沢でございます」

藤原さん「藤原でございます」

私「今晩は何か御用でしょうか」

藤原さん「とうとう主人が朝帰りして帰ってきました。
     そして今夜もまた主人は帰宅しておりません。そこに主人がいるんでしょう?
     主人に電話に出てもらって下さい」

私「今日は来てらっしゃいませんよ」

藤原さん「本当の事を言ってください。貴女の所に主人が通っているのではないですか?
      お店に行かなくても貴女のお家に通っているのでしょう?」

私「違います。私は男性の二人や三人は常におりますし、貴女のご主人も好きですが
  一人の男性では物足りないので常に何人もの男性とお付き合いしています。
  ですから、男性に対して何の執着も持っておりませんので安心してください。
  淋しい時に時々お借りするだけです」

藤原さん「貴女のような人に主人が通うなんて、私、とても悲しいです。
     私は主人を愛しているの。誰にも奪われたくないのです。
     学生の時から付き合って、結婚して、現在まで主人はずっと真面目に過ごしてきました。
     連絡なしに遅くなったり、外泊したりする事などなかったのです。
     最近になって時々行動がおかしいので、私はとてもとても心配になり、
     夜も眠れない日が続いています。主人に電話するように伝えてください!」

(続く)



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ご主人の行動が怪しいと電話をかけてきた女性《藤原さん》に対して
私は「奥様の勘は鋭いですね」と言いました。

彼女を少しからかいたくなってしまったのです。

藤原さん「いつから主人とお付き合いするようになったのですか?」

私「一年位お付き合いしております。特別な感情は持っていませんが・・・」

藤原さん「中沢さん、貴女のお仕事は何をなさっているのですか?」

私「新地でホステスをしております。(会員様の奥様かもしれない方に、万一SMがばれたら大変な事になると思ったのでこう答えました)」

藤原さん「主人とはお店で知り合ったのですか?」

私「はい、そうです。初めてお逢いした時からご主人にとても興味を持っておりました」

藤原さん「そうですか。よくわかりました」

私「あまり心配なさらないほうが良いと思いますよ。奥様の体のためにも。
  あれこれ考えられるとお疲れになるだけです。
  こんなことはよくある事です。お金を持ってらっしゃる方は皆にちやほやされますので、だだの浮気かと思います」

藤原さん「よく解りました。ありがとうございます」

そうして電話は切れました。


(続く)



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プレイが終わった報告や、夜中から泊まりでプレイしたい等の要望に応えるため、
ごく一部の男性会員には私の自宅の電話番号を教えて、営業時間外でも対応する事が度々ありました。
出来る限り会員の要望に応じれるようにしておりました。

仕事の関係でどうしても遅くなってしまったり、忙しくて予定が立てれない事も多かったり、
また、男性の今すぐにプレイしたい。という衝動的な生理面も考慮してあげなければ、
と考えての事だったのです。

そんな中、変わった電話が真夜中の12時頃になるとかかるようになりました。
相手は同じ女性で、私も少しとまどってしまいました。

どんな理由で私に電話するのか、興味もあり話を聞くことにしました。

「もしもし」と私が出ましたら

「貴女のお名前を教えて下さい」と聞かれるので

「中沢ゆりと申します。ところで貴女のお名前はなんちゅうの?」と、
少しからかった話し方で私は言いました。

少しためらった様子でしたが彼女は「藤原と申します」と答えたので

「どういったご用件でしょうか。またどうやって私の電話番号を知ったのでしょうか」と
私は尋ねました。

すると
「最近になって主人が外泊するようになってきまして、何か行動が怪しいのです。
それで主人の手帳を見て、あちらこちらと電話をしてみたのですが、貴女の電話番号だけが名前も書いてないので一番怪しいと感じ、思い切って電話してみたのです」
と言うのです。

(続く)


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涼子さんとKさんのプレイは何年も続いており、
飽きるどころかすっかり愛し合ってしまっていたようでした。

彼女は私に何度も
「彼の事を思い出すと胸が張り裂けそうになる」
「お逢いしたくてお逢いしたくて、とても苦しくなるの」
と言うようになっておりました。

しかし、男性会員の方達は、妻子もあり、お立場もあり、
お金を払って割り切って、仕事や家庭など守るべきものは守り、
プレイが終わった時点で元の自分を取り戻して
すっきりした気分になって帰っていかれる方ばかりでしたから、
決して私情は相手に伝えないよう注意しておきました。

そんな感情を抱いているのはなにも涼子さんばかりではないようでした。

皆が集まって話をしているのを耳にしましたが、
「あの方が好き」「この方が好き」と、特別な感情を持ってしまった女性会員が何人かおりました。

また、男性会員の中でも、女性会員に対して同様の感情を持つ方もいらっしゃいました。

男性会員から私に、あるSの女性と結婚したいので中に入ってほしい。
と、依頼された事も度々あった位ですから。

(続く)


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プロフィール

sm_amazon

Author:sm_amazon

1968年大阪で日本初のSMクラブを開始。
その5年後、屋号を『アマゾン』として十三に拠点を移す。



SMクラブ『アマゾン』
阪急・十三駅徒歩すぐ。
10:30~20:30
【電話受付は18:00まで】
Tel06-6305-4549

アマゾンホームページ

http://www.sm-amazon.com/




ブログでは、老舗SMクラブとしての数々のエピソード等を記載する予定です。


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