それから一年位過ぎた頃です。
涼子さんから結婚する事に決まりました、と連絡が入り、皆で喜びました。
結婚してから三度ほど、事務所を訪ねて来てくれたのですが、
とても立派なしっかりした奥様となり、また、実業家の面もちらほら垣間見れました。
あっという間に時は過ぎたものです。
私は涼子さんに後悔のない人生を送ってもらうよう願いました。
精一杯の事をしておけば結果はどうであれ後悔は残らないでしょうし、なにより前進する事が一番大切な事なのです。過ぎ去った事をいつまでも引きずらない人生を送るように話しますと、いつも私に「はい、そうします。頑張ります」と答える、とても常識的な女性になっているのに驚き、また嬉しく思いました。
しばらく後、とても可愛い女のお子さんが産まれたと聞きました。
そして、彼女の結婚相手はなんと私共の男性会員だったのです。
これは彼女本人からでなく、涼子さんと親しくしていた女性から聞いたのです。
私は驚きと同時に、心から祝福をしました。
40年位前の出来事ですが、今でも涼子さんを忘れる事ができません。
懐かしく思い出すたびに、若くて可愛らしい彼女の姿が私の中で蘇るのです。
涼子さん旦那様が、Sの人かMの人かは・・・
それは私からは申し上げられません。
読者のご想像にお任せ致します・・。
-- S女・涼子 END --
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その後の涼子さんですが、なかなかクラブに来てもらえなくなりました。
なぜなら、涼子さんのご実家は元々商売をされていたのですが、商売が大層繁盛され支店を出す迄になっていたようです。
その商売の手伝いのため、忙しくなったのです。
暇をみつけてクラブにプレイしに来てくれた時、
長女である涼子さんがお母様と二人で本店を、既に結婚されている弟さん二人が支店を運営していく事になった。と報告を受けました。
支店を二店出す事になっているそうで、涼子さん自身もあちこち出張に行かねばならないようで、
その後も益々クラブに来る日が少なくなりました。
Kさんともお逢いするのが難しくなりだし、涼子さんの来れる日に合わせて頂くようにしておりました。
そんな中、今迄の涼子さんは完成された中年紳士に、
父親のいなかったさみしさやむなしさ、甘え、相談相手、など理想の男性像を求めていた事に気が付きました。それがいつしか恋に変わっていったのでしょう。
立派な紳士達とプレイするたびに、色々な会話をしたり相談したりしながら、彼女のものの見方考え方、随分変化していきました。そして自分を磨いていきすっかり『大人』という感じになり、成長していったと思いました。
私から見ても、責任感のある自立した女性へと成長しているのがわかりました。
私は一度、涼子さんのご実家の商売している本店に行った事がありました。
彼女はお母様を紹介してくれ、アルバイト先のオーナーと言って私を紹介してくれました。
とてもやさしそうで働き者な感じのするお母様でした。
商売しながら三人の子供を女手一つで立派に育てられたのですから、大変ご苦労された方と思いました。
私に対しても気さくに話してくださり、とても好印象のお母様でした。
私は嬉しさのあまり40万円位の商品を購入してしまった事を今でも覚えております。
(続く)
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なぜなら、涼子さんのご実家は元々商売をされていたのですが、商売が大層繁盛され支店を出す迄になっていたようです。
その商売の手伝いのため、忙しくなったのです。
暇をみつけてクラブにプレイしに来てくれた時、
長女である涼子さんがお母様と二人で本店を、既に結婚されている弟さん二人が支店を運営していく事になった。と報告を受けました。
支店を二店出す事になっているそうで、涼子さん自身もあちこち出張に行かねばならないようで、
その後も益々クラブに来る日が少なくなりました。
Kさんともお逢いするのが難しくなりだし、涼子さんの来れる日に合わせて頂くようにしておりました。
そんな中、今迄の涼子さんは完成された中年紳士に、
父親のいなかったさみしさやむなしさ、甘え、相談相手、など理想の男性像を求めていた事に気が付きました。それがいつしか恋に変わっていったのでしょう。
立派な紳士達とプレイするたびに、色々な会話をしたり相談したりしながら、彼女のものの見方考え方、随分変化していきました。そして自分を磨いていきすっかり『大人』という感じになり、成長していったと思いました。
私から見ても、責任感のある自立した女性へと成長しているのがわかりました。
私は一度、涼子さんのご実家の商売している本店に行った事がありました。
彼女はお母様を紹介してくれ、アルバイト先のオーナーと言って私を紹介してくれました。
とてもやさしそうで働き者な感じのするお母様でした。
商売しながら三人の子供を女手一つで立派に育てられたのですから、大変ご苦労された方と思いました。
私に対しても気さくに話してくださり、とても好印象のお母様でした。
私は嬉しさのあまり40万円位の商品を購入してしまった事を今でも覚えております。
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今もなおアマゾンの現役オーナーでいらっしゃるママのレポートを通して、
ブログで今までの色々なエピソードを綴っていきたいと思います。
……………………………
涼子さんに電話してから一週間位後、Kさんからプレイ予約のお電話が入りました。
もちろん涼子さんの御指名でした。
涼子さんは相変わらず体中でよろこんでおりました。
予約の日は見違えるほど綺麗になって出かけて行きました。
いつものようにロングタイムのプレイでした。
プレイ後、嬉しそうに戻ってきた涼子さんは、
「やっぱりKさんは素敵な方で、私とても好きで愛してます」
と、小さな声で私にそっと耳打ちするのです。
そして、
「Kさんはママの言うとおりに鬘でした。頭の後ろの髪が浮いていたの。
髪質もちょっと違っていたわ。ママの言っていた事、本当でした。
でも、私は気が付かないフリをして気を配って、決して触らないようにして、
また見ないようにしていたわ。なにかかわいそうな気がして、
今までのKさんに対する気持ちが変わった気がするの。
でも、好きな気持ちは変わりありませんよ」
と、涼子さんは私に言ったのでした。
(続く)
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……………………………
涼子さんに電話してから一週間位後、Kさんからプレイ予約のお電話が入りました。
もちろん涼子さんの御指名でした。
涼子さんは相変わらず体中でよろこんでおりました。
予約の日は見違えるほど綺麗になって出かけて行きました。
いつものようにロングタイムのプレイでした。
プレイ後、嬉しそうに戻ってきた涼子さんは、
「やっぱりKさんは素敵な方で、私とても好きで愛してます」
と、小さな声で私にそっと耳打ちするのです。
そして、
「Kさんはママの言うとおりに鬘でした。頭の後ろの髪が浮いていたの。
髪質もちょっと違っていたわ。ママの言っていた事、本当でした。
でも、私は気が付かないフリをして気を配って、決して触らないようにして、
また見ないようにしていたわ。なにかかわいそうな気がして、
今までのKさんに対する気持ちが変わった気がするの。
でも、好きな気持ちは変わりありませんよ」
と、涼子さんは私に言ったのでした。
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……………………………
私は続けました。
私「Kさんのヘアスタイル、ナチュラルウェーブでとても素敵なスタイルでしょう。あのヘア、実は一部、鬘なのわからなかった?」
涼子「本当ですか!今まで一つも気が付きませんでした。本当に!?」
私「面接の時、すぐにわかりましたよ。全て観察させて頂くのが私の仕事であり、又、得意とする所なのですよ。当然今まで誰にも言っておりませんが、今日初めて貴女だけに話したのですよ。この話しを聞いてどう思いますか?」
涼子「信じたくない!私の夢が壊れるような思いがする・・・。でもね、今、思い返せば理解できるような気がするわ。今迄プレイをしていて汗が出た時でも、頭を触ったり、タオルで頭を拭かれたりした事が一度もありませんでした。そっと額を拭いたり、首の周りだけを拭いたり、普通の人とは違って上品な拭き方をされていたように感じました。私は、紳士だから全ての行動が他の人と違うと思っていたの。
ひょっとして鬘だったらずれてしまうかもね。今度お逢いした時、感付かれないよう観察してみるわ」
私「全頭鬘ではないのよ。部分鬘なの。それでも涼子さん、今迄と同じようにKさんが好きですか?」
涼子「今迄苦しかった胸がすっかり治ったみたいです。とても気が楽になったというか、近寄りにくいKさんがなにか、親しい人のように思えてきました。
張り裂けるような想いがすっかり消えてしまったわ。気がとても楽になりました。こんな事だけで、私、こんなに気持ちが変わってしまうものなのでしょうか」
私「貴女は若いのよ。これからだって色々な方と恋をすると思うわ。年齢に応じて恋愛の仕方は違ってくるものです。生まれて初めてこんなに強く愛する人にお逢いしたと思いながら、これから先、もっともっと大きな恋愛が待っているのかも・・・」
涼子「いえ、Kさんのように愛せる人なんかきっとめぐりあう事はないと思います。何年も何年も同じ気持ちで一つも変わらなかったのよ。
今まで人を好きになった事は何度もあったけど、苦しむほど恋した事なんてなかったの。きっとこんな想いは最初で最後かもしれない」
私「そんな事ありませんよ。貴女にふさわしい人がきっといるわよ。そして今迄以上に激しい恋に落ちる事が必ずあるでしょう。
今すぐではないかもしれないけれどね。Kさんを好きになったという事は大変素晴らしい事です。涼子さんが素敵な一人前の女性であり、優しさ思いやりを心に持っているという事なのです。それで一人前の女性なのよ。今のままでいいわ。変わらないで純粋な心をこれからも持ち続けてね。
私は涼子さんが幸せになってくれる事が一番嬉しい事なの。縁があって貴女と出会ったのですから、自分の子供のように思っているのよ」
涼子「ママ、ありがとう。とてもすっきりしました。これで夜もよく寝る事ができそうです」
私「それでは何も考えずおやすみなさい。また事務所に来るときは連絡してきてね。おやすみ」
(続く)
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私「Kさんのヘアスタイル、ナチュラルウェーブでとても素敵なスタイルでしょう。あのヘア、実は一部、鬘なのわからなかった?」
涼子「本当ですか!今まで一つも気が付きませんでした。本当に!?」
私「面接の時、すぐにわかりましたよ。全て観察させて頂くのが私の仕事であり、又、得意とする所なのですよ。当然今まで誰にも言っておりませんが、今日初めて貴女だけに話したのですよ。この話しを聞いてどう思いますか?」
涼子「信じたくない!私の夢が壊れるような思いがする・・・。でもね、今、思い返せば理解できるような気がするわ。今迄プレイをしていて汗が出た時でも、頭を触ったり、タオルで頭を拭かれたりした事が一度もありませんでした。そっと額を拭いたり、首の周りだけを拭いたり、普通の人とは違って上品な拭き方をされていたように感じました。私は、紳士だから全ての行動が他の人と違うと思っていたの。
ひょっとして鬘だったらずれてしまうかもね。今度お逢いした時、感付かれないよう観察してみるわ」
私「全頭鬘ではないのよ。部分鬘なの。それでも涼子さん、今迄と同じようにKさんが好きですか?」
涼子「今迄苦しかった胸がすっかり治ったみたいです。とても気が楽になったというか、近寄りにくいKさんがなにか、親しい人のように思えてきました。
張り裂けるような想いがすっかり消えてしまったわ。気がとても楽になりました。こんな事だけで、私、こんなに気持ちが変わってしまうものなのでしょうか」
私「貴女は若いのよ。これからだって色々な方と恋をすると思うわ。年齢に応じて恋愛の仕方は違ってくるものです。生まれて初めてこんなに強く愛する人にお逢いしたと思いながら、これから先、もっともっと大きな恋愛が待っているのかも・・・」
涼子「いえ、Kさんのように愛せる人なんかきっとめぐりあう事はないと思います。何年も何年も同じ気持ちで一つも変わらなかったのよ。
今まで人を好きになった事は何度もあったけど、苦しむほど恋した事なんてなかったの。きっとこんな想いは最初で最後かもしれない」
私「そんな事ありませんよ。貴女にふさわしい人がきっといるわよ。そして今迄以上に激しい恋に落ちる事が必ずあるでしょう。
今すぐではないかもしれないけれどね。Kさんを好きになったという事は大変素晴らしい事です。涼子さんが素敵な一人前の女性であり、優しさ思いやりを心に持っているという事なのです。それで一人前の女性なのよ。今のままでいいわ。変わらないで純粋な心をこれからも持ち続けてね。
私は涼子さんが幸せになってくれる事が一番嬉しい事なの。縁があって貴女と出会ったのですから、自分の子供のように思っているのよ」
涼子「ママ、ありがとう。とてもすっきりしました。これで夜もよく寝る事ができそうです」
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……………………………
その日の営業を終え、自宅に帰ってから、
夜10時頃、私は涼子さんの家に思い切って電話をかけました。
私「もしもし、涼子さんですか?」
涼子「はい、涼子です。ママ、申し訳ありません。
心配ばかりおかけして。私、胸が苦しくてKさんを思い出す度どうしようもない気持ちになり、
お逢いしたくてたまらなくなるのです。
Kさんが他の女性を好きになったらどうしようと、不安にもなるのです。
こんな気持ちでいるのがとてもつらいのです。どうか、嫌いになる方法を教えて下さい!
生まれて初めてこんな気持ちになったの。段々他の人とのプレイが乗らなくなってきているし・・」
私「それでは、私に一つ約束してほしい事があります。
絶対に口外しないと約束してくれるのならお話しします。」
涼子「どんな事でも守ります。話してください。
私の気持ちが楽になるのなら、どんな事でもママの仰る通りにします。
お願いですから教えて下さい」
私「Kさんは私から見ても素晴らしいダンディな方です。紳士で誰もが憧れる存在の方と思います。
私も若かったら貴女と同じ気持ちになったかもしれません。恋しく思い、自分だけのものにしたいと
思ったかもしれません。でも、恋が出来たと思うだけで幸せだったと割り切る事はできませんか?」
涼子「もう私だめなの。お逢いしたくてお逢いしたくて、胸がいまにも張り裂けそうな位の思いなの」
私「それでは今から貴女の気持ちを少しでも楽になるよう話しますが、情熱がなくなってしまっても困ります。
とても話し辛いのですが・・」
涼子「私はkさんに対して、決して情熱はさめないの。
少しでも楽になって、少しだけ嫌いになりたいだけなの。このままでは苦しすぎるから」
(続く)
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お逢いしたくてたまらなくなるのです。
Kさんが他の女性を好きになったらどうしようと、不安にもなるのです。
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生まれて初めてこんな気持ちになったの。段々他の人とのプレイが乗らなくなってきているし・・」
私「それでは、私に一つ約束してほしい事があります。
絶対に口外しないと約束してくれるのならお話しします。」
涼子「どんな事でも守ります。話してください。
私の気持ちが楽になるのなら、どんな事でもママの仰る通りにします。
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私も若かったら貴女と同じ気持ちになったかもしれません。恋しく思い、自分だけのものにしたいと
思ったかもしれません。でも、恋が出来たと思うだけで幸せだったと割り切る事はできませんか?」
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私「それでは今から貴女の気持ちを少しでも楽になるよう話しますが、情熱がなくなってしまっても困ります。
とても話し辛いのですが・・」
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