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私「それで、お母さんはどうなさったの?」

pさん「慌ただしく薬箱を持ってきて、手当をしてくれました。
    母は『お友達に怪我はなかったの?』と心配していました。

    僕は、友達に火傷の事はバレていないと思っていたので、
    まさか母にまで知られてしまうとは思ってもいませんでした」

私「お母様は大変心配なさっていたのでしょうね。
  大切な大切な息子さんですもの・・」

pさん「母は涙を浮かべながら、私のお尻を叩いておりました。
    『黙っている事が悪いのですよ』と言って
    お尻を叩いていたのです。
  
   僕はもう二度と隠し事はしないという事で、母に許してもらいました。
   生まれて初めて、母に叱られ、叩かれたのでした。

   それから、その経験が頭から離れなくなってしまい、
   叱られ叩かれた事を思い出すごとに心地よく感じ、
   その後、大人になってからも忘れる事ができなくなってしまい、
   今では恍惚を覚えるようになりました。
   やはり僕は異常なのでしょうか・・」


(続く)




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05/30|History||トラックバック(0)TOP↑

私「それはびっくりするわね。
  手のひらが熱くて痛くて、大変だったでしょう」

Pさん「その後すぐ、僕の家族が迎えに来たと告げられ
    僕は慌ててマッチを置いて部屋から出ていき、
    友達のお母様に挨拶をして、家の車に乗せられ自宅に帰ったのです。

    帰宅する間も、帰宅してからも、友達の事が心配で心配でたまりませんでした。
    そして、何か母に連絡が入るのではないかとドキドキしながら
    自分の部屋に直行したのです。

    やはり、母に友達のお母様から電話があったようです。
    
    母は慌てて私の部屋に入ってきて、手を見せてごらん と
    青ざめた表情で言いました。

    母に叱られると思ったので、なかなか手を見せませんでした。
    母は無理やり私の手を開けようとしたのですが、
    私は頑なに手を握り締め、開こうとはしませんでした。

    しかし母は僕の手首を強く握って無理やり手のひらを開けてしまい、
    とうとう火傷を見られてしまいました。
    その時、母は泣いていたようでした」


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(続く)




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05/25|History||トラックバック(0)TOP↑

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Pさん「友達は僕の部屋で遊ぼうと言うので、友達の部屋に行く事になり
    僕たちは二階に上がりました。
    部屋に入ると珍しい物ばかりが目に入り、自分の部屋と大変違うので
    とても興味を持ちました。
    何度もお母様が飲み物やお菓子を持って来てくださり、
    僕に気を配ってくださっている事がわかりました。


    外が少し暗くなりだした頃だったと思います。

    友達の部屋にマッチの大箱があったので、ちょっと珍しく思い
    中からマッチを取り出し、大きな束を作り、紐で結んでみました。
    マッチの先端はピンク色で、束ねるとピンク色の綺麗な花のように見えたのです。

    手に取り友達と見ていたのですが、何かの拍子に一本だけがマッチ箱に触れた途端
    火がつき燃え出したのです。

    僕は慌てて、思わず手のひらで燃え出した火を消しました。

    手のひらがとても熱くてたまりませんでしたが、大変な事をしてしまった気持ちで一杯で
    熱さを我慢して、マッチを自分の服のポケットに押し込みました。

    少しばかりの煙と、硫黄の匂いが部屋の中に広がり、
    友達も僕も驚いて、何も言えませんでした。
    
    マッチの上から抑えていた手のひらの事なども忘れて、
    どうしたらよいのか心の迷いでいっぱいで・・・・」


    と、彼はうつむきながら話してくれました。




(続く)




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05/21|History||トラックバック(0)TOP↑

私「貴男は何時頃からMになっていたと思いますか?」

Pさん「小学校の四年生位の時からです」

私「どのような事でそう思ったのですか?」

Pさん「僕の親はとても優しい人で、学校には行きも一緒で、帰りも迎えにきてくれ
    僕は一人ぼっちにされた事がなかったのです。
    しかしそれは、自由がなくなって、自分の行動が何時も制限されている
    ように感じていました。

    自由に好きな事をしている友達が羨ましく思っておりました。

    ある時、男友達の所に遊びに行く事ができました。
    母に相談して、やっと許しが出たので、喜んで友達の家に行きました。

    母は手土産を持たしてくれました。
    初めての一人での行動で、嬉しくて嬉しくてたまりませんでした。
    迎えに来て下さった、友達の家の車で行きました。
    外出ができた開放感で気分は高揚していました。

    友達の家は、街を少し離れた一軒家で、とても綺麗なお宅でした。
    友達のお母様は、若くて、綺麗な方で、僕を優しく迎えて下さいました。
    ケーキやジュースを出してくださったり、僕に対してとても気を遣って下さいました。
    色々な事を聞かれましたが、日常的なたわいのない事ばかりでした。」




(続く)




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05/15|History||トラックバック(0)TOP↑

私とM男・Pさんは会話を続けました。


私「普通にセックスできる人は、私はお断りしているのですよ」

Pさん「そうですか。
    僕のような人は、他にもいらっしゃるのですか」

私「そうです。
  私の所はアブノーマルな世界と思って下さい。
  ノーマルな方はお断りしているのです」

Pさん「こちらは"SMクラブアマゾン" と仰っておりましたが、
    いつごろから営業なさっているのですか」

私「10年以上前からです。
  私がSMクラブの営業を始めた時は、日本ではまだSMクラブがありませんでした。
  初めて、プレイのできる組織作りをしてみたのです」

Pさん「僕は全く知りませんでした。
    今日初めて、こちらのような所があるのが判りました。
    他にもSMクラブというものはあるのでしょうか?」

私「近頃は日本中のあちらこちらと出来ているみたいです。
  そのほとんどが、私のクラブに入会している会員さんがオープンしているようです」

Pさん「そんなにSMクラブがあるのですか。知りませんでした。
    やはり僕のような人が世の中に沢山いらっしゃるのですね。
    少し安心しました。
    僕は自分なりにコンプレックスを持って、誰にも相談できず
    モヤモヤした気持ちで今迄過ごして参りました。
    自分自身Mだと思います。
    いためつけられる事に喜びを感じるようなのです」


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(続く)



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プロフィール

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Author:sm_amazon

1968年大阪で日本初のSMクラブを開始。
その5年後、屋号を『アマゾン』として十三に拠点を移す。



SMクラブ『アマゾン』
阪急・十三駅徒歩すぐ。
10:30~20:30
【電話受付は18:00まで】
Tel06-6305-4549

アマゾンホームページ

http://www.sm-amazon.com/




ブログでは、老舗SMクラブとしての数々のエピソード等を記載する予定です。


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