店員さんは
「お怪我はありませんか?
貴女のような事をしているお客様は今まで一人もおりませんでした。
何か困る事、依頼事がある時はお声をかけてくださいませ」
と言われました。
私は、
「はい、わかりました」とまずこたえ、
持っていた針を、「これ、全部いただきます」と言うと、
店員さんはますます不思議そうな顔をして、私をジロジロと見るのです。
普通の方からすると、ずいぶん変わった人だと思われたことでしょう。
私は体中が汗ばんでおりました。
変に思われないよう、落ち着いてふるまうようにしていましたが、
さすがに私も、本当の事を言えるわけもなく、
内心は恥ずかしさで一杯でした。
何か悪い事をしてしまったような心境になっていたのです。
(続く)
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私はとっさに、
「布を忘れてきまして、どうしようと迷っていたのですが、遠い所から来ましたので
わざわざ布を取りに戻るわけにも参りませんし、困ってしまい
ついつい自分の腕に刺して、刺さりやすい針を探していたのです」
と、咄嗟に言いました。
すると、店員さんは
「それなら言って下さったら布くらいいくらでもありましたのに」
私は
「今までゲージの細かい紬や絹の布などで、糸がひっかかったり切れたりしたものですから
針の先の刺さりやすいものをと思いまして、つい自分の腕に試し刺しをしたのです」
と、慌てて答えていました。
でも、私の心臓はドキドキし、顔がだんだん赤くなり、
とても恥ずかしくなってどうしようかと内心、大変困っておりました。
(続く)
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「布を忘れてきまして、どうしようと迷っていたのですが、遠い所から来ましたので
わざわざ布を取りに戻るわけにも参りませんし、困ってしまい
ついつい自分の腕に刺して、刺さりやすい針を探していたのです」
と、咄嗟に言いました。
すると、店員さんは
「それなら言って下さったら布くらいいくらでもありましたのに」
私は
「今までゲージの細かい紬や絹の布などで、糸がひっかかったり切れたりしたものですから
針の先の刺さりやすいものをと思いまして、つい自分の腕に試し刺しをしたのです」
と、慌てて答えていました。
でも、私の心臓はドキドキし、顔がだんだん赤くなり、
とても恥ずかしくなってどうしようかと内心、大変困っておりました。
(続く)
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どの針が最適なのか考えていたその時、
私は、後ろに人の気配を感じて
思わず振り返りました。
どうやら先ほどからずっと、私の行動を見ていたようでした。
私は、その問屋に朝の9時位に行ったのですが、
お客様は私以外に誰もおりませんでしたので、
気兼ねする事なく、自分の好きなようにしていたのです。
自分の後ろに店員さんがいる事など気が付く事もなく、
針選びに夢中になっていたのでした。
私が思わず振り返り、店員さんの顔を見たその時、
「貴女はなにをしているのですか!?
針は布に刺すもので、腕に刺すものではありません」
と、大変驚いた表情で言われたのです。
(続く)
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私は和裁用の長いまち針ばかりを手に取って、
夢中になって自分の腕に、次から次へと並べて針を刺していったのです。
時々、いくら刺しても皮膚に刺さりにくいものもあり、
針そのものが細いからといって良いものでもなく、
針の先端が重要であることに気がつきました。
太い針でも刺さりやすいものがありました。
何十本も並べて刺しておりましたが、
刺さりにくい針は選ばないように考えながら刺していました。
何十本と腕に刺しても、血は一滴も出ませんでした。
私は、
これなら肌にも害はなく、安全かもしれないと、
プレイの事で頭が一杯になっておりました。
(続く)
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プレイで使う針を選ぶにあたって大事な事は、
まず、簡単に折れてしまうような針では大変です。
私は、針売り場に行き、見本として置いてある針を垂直に曲げてみた所、
ほとんどの針は折れませんでした。
何本かは、パリっと折れるものもありました。
針といっても、短いものから長いもの、
又、太いものから細いものまで色々なタイプがあるもので、
私自身も驚く程の種類がありました。
その中から、曲げても折れず、持ちやすい長い針ばかり選び出し、
刺しやすい針先のものを選ぼうと、
私の腕に針を一本ずつ刺してみました。
しかし、思ったように皮膚にはなかなか刺さらないものです。
私は力を入れて、皮膚を縫うように刺してみました。
(続く)
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