M男であるPさん、ひとまずクラブに入会していただきました。
サインを頂くのですが、字を書いている時も手が震えており、
なんとなくおどおどしている感じにみられました。
まるで子供のような様子のPさんをとても可愛らしく思いました。
入会に際し、
生まれはどこ?年齢、職業は?
等々、一切どなたにもお聞き致しません。
ご自分から教えて下さる方だけは、ただお聞きするのみで
メモに残したり等も一切致しません。
当然、電話番号や住所もお聞きしない事にしております。
それは今も同じです。
こうしてPさんはアマゾンに入会されましたが、
その後、彼がプレイに来られなくなってから、現在で15年が過ぎようとしております。
どうしても気になる事があり、
今でも心配している方の一人でございます。
(続く)
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相談の内容とは、
奥様がSになり、連れてこられたM男性と何度もプレイをしていたのだが、
どうしてもそのM男性を満足させる事ができないので、
アマゾンで面倒をみてもらえませんか?
と言うのです。
私はどうして彼を満足させる事ができないのか、一応お聞きしてみました。
するとそのSの奥様が
「彼はどんな事をしても満足した顔にならないし、射精に至ることもありません。
本人はいつもイライラした様子で、スッキリして帰って頂く事もできないのです」
と仰るのです。
また、
「彼は個人的な知り合いなので、なんとかしてあげたいのだが
私達では無理なようです」
と、ご夫婦共々仰ってました。
私は連れれてこられたM男性を、今から " Pさん " と名付けて書かせて頂きます。
(続く)
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私がSMクラブをオープンしてから10数年過ぎた頃でしたでしょうか。
確か、昭和55年の、少し暖かくなってきた頃・・春の事だったと思います。
あるご夫婦が、一人のM男性を連れてこられました。
そのご夫婦は以前からの知り合いで、私のSMクラブの会員になってくださっておりました。
SMに関する相談事など受けておりましたので、私の知識でわかる範囲でアドバイスしていたのでした。
奥様がSで、ご主人がMのご夫婦でした。
ご夫婦に連れてこられたM男性は、年齢は30過ぎ位で、
見るからに大人しそうな、真面目で素直な方に見受けられました。
ご夫婦はこのM男性の事で相談したい事があるので聞いて欲しいと言うのです。
(続く)
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確か、昭和55年の、少し暖かくなってきた頃・・春の事だったと思います。
あるご夫婦が、一人のM男性を連れてこられました。
そのご夫婦は以前からの知り合いで、私のSMクラブの会員になってくださっておりました。
SMに関する相談事など受けておりましたので、私の知識でわかる範囲でアドバイスしていたのでした。
奥様がSで、ご主人がMのご夫婦でした。
ご夫婦に連れてこられたM男性は、年齢は30過ぎ位で、
見るからに大人しそうな、真面目で素直な方に見受けられました。
ご夫婦はこのM男性の事で相談したい事があるので聞いて欲しいと言うのです。
(続く)
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Kさん 「ママさん、お忙しい所お邪魔しましてすみませんでした。
奈々子の事をご報告して、僕も気が楽になりました。
お聞きくださいましてありがとうございました。
また、そのうちに・・」
Kさんの後ろ姿は淋しそうで、以前のようなバイタリティがなくなっているのに
私も淋しい気持ちで見送りました。
その夜、私は奈々子さんのために祈りを捧げておりました。
般若心経くらいしかあげれませんが、祈りながら思いきり泣きました。
それからも彼女が入会してきてからの色々な事を思い出しました。
" 奈々子さんの人生は楽しかった事としよう" と、私自身に言い聞かせておりました。
彼女の事を思い出す度に涙が出るのです。
でも、もう私は泣きません。
奈々子さんの事を報告に来られてから三年位過ぎた頃、
再びKさんが来てくださった時はとても嬉しかったです。
Kさんは、
「奈々子の三回忌も終わり、仕事もようやく会社を息子に任せて会長となりました。
時々会社に行きますが、猫達と過ごしている時間が多くなりました」
と言って笑っておりました。
しばらくぶりでプレイしていきたいと言うので、M性の強い女性を紹介しました。
Kさんはこれが最後でした。
その後、二度と連絡もありませんし、プレイにも来られませんでした。
人生って淋しいものですね。
奈々子さんの事は私の強烈な思い出の一つでありました。
ブログに書く事で気持ちが穏やかになりました。
-- M女・奈々子 END --
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私 「奈々子さんが飼っていた猫達はどうなさったのですか?」
Kさん 「僕が引き取って自宅で世話をしております。
老衰で死ぬまで、彼女と思い可愛がって参ります。
今ではすっかり僕に懐いてとても可愛い猫達です。
こんなに可愛いものとは思いませんでした。
彼女が世話をしていたように、朝はブラッシングをして餌を与えて
トイレの砂も取り替えて、落ち着いた所で一匹ずつ撫でてあげています。
その度に奈々子の事が思い出されて、涙が出ます。
奈々子の形見ですから大切に飼ってあげて、
猫が死んだら奈々子のお墓の近くに猫のお墓も建てるつもりでおります」
私 「Kさん、それで充分だと思います。
そこまでの事を考え、してくださる人も少ないと思います。
あまりご自分を責めないで下さいませ。
これは奈々子さんの運命で、神様がそのように導いていたのですから。
気持ちを楽に持って、会社を立派に続けていって下さいませ。
きっと奈々子さんも同じ思いだと私は考えています。
Kさんもどうぞいつまでも元気で、時々はお電話だけでもして下さいませ。
私も心配しておりますから。
わざわざ奈々子さんの事を教えに来て下さってありがとうございました」
(続く)
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