私 「奈々子さんが飼っていた猫達はどうなさったのですか?」
Kさん 「僕が引き取って自宅で世話をしております。
老衰で死ぬまで、彼女と思い可愛がって参ります。
今ではすっかり僕に懐いてとても可愛い猫達です。
こんなに可愛いものとは思いませんでした。
彼女が世話をしていたように、朝はブラッシングをして餌を与えて
トイレの砂も取り替えて、落ち着いた所で一匹ずつ撫でてあげています。
その度に奈々子の事が思い出されて、涙が出ます。
奈々子の形見ですから大切に飼ってあげて、
猫が死んだら奈々子のお墓の近くに猫のお墓も建てるつもりでおります」
私 「Kさん、それで充分だと思います。
そこまでの事を考え、してくださる人も少ないと思います。
あまりご自分を責めないで下さいませ。
これは奈々子さんの運命で、神様がそのように導いていたのですから。
気持ちを楽に持って、会社を立派に続けていって下さいませ。
きっと奈々子さんも同じ思いだと私は考えています。
Kさんもどうぞいつまでも元気で、時々はお電話だけでもして下さいませ。
私も心配しておりますから。
わざわざ奈々子さんの事を教えに来て下さってありがとうございました」
(続く)
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