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日本で初めてのSMクラブ・アマゾン。

今もなおアマゾンの現役オーナーでいらっしゃるママのレポートを通して、
ブログで今までの色々なエピソードを綴っていきたいと思います。


……………………………

(前回からの続き)


女王様になるためにはまず標準語で話せるように指導しました。
そのためには、常に標準語でお話しするよう心がける事が一番です。

私の主観ではありましたが、プレイ中大阪弁で話すのは、
全国各地から来てらっしゃる方に大しては、少しムードがないと思いました。

Sをする女性はもちろん、Mの方達も同じと思います。

時間のある時は話し方の練習を繰り返しておりました。
少し大げさにいうとこんな調子になります。


女王様の標準語と大阪弁の違いの例をいくつかあげてみましょう。

(1)標準語:跪いて(ひざまずいて)女王様にご挨拶をしなさい。
  大阪弁:土下座して女王様にどたま(頭)を下げんかいな。

(2)標準語:良く出来ました。可愛い私の奴隷ちゃん。
  大阪弁:よう出来たな!可愛いやっちゃ!ほなうちの奴隷にしたる。

(3)標準語:私の足を綺麗になるまでおなめなさい。
  大阪弁:ほなうちの足を綺麗になるまでぎょうさんしゃぶりや!綺麗にするんやで。

(4)標準語:お前の汚いお尻を見てあげるから、私の方にお尻をお出しなさい。
  大阪弁:お前の汚いケツを見てやるさかい、うちの方にケツを向けんかいな!

(5)標準語:私を馬鹿にしたら承知しないよ。
  大阪弁:ウチをナメたらアカンで!承知せえへんで!

(6)標準語:粗相をしたらお仕置きですよ。
  大阪弁:へましたら、ドツくで!

(7)標準語:ダメです。いけません。
  大阪弁:アカン言うたらアカンちゅーねん。

(8)標準語:駄目男、どうしようもないね。
  大阪弁:あかんたれが!どないもならへんな!

と、こんな感じです。


(続く)



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07/30|History||トラックバック(0)TOP↑
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(前回からの続き)


また大阪という個性的な街の事で、考えさせられる事がありました。

いろんなSMプレイの中で、【脅かしプレイ】といって、
実際には痛めつけたりしない、言葉中心のプレイがあります。

怖がらすため、鞭で床を思い切り叩いて、
今にも体に鞭打つような行動を起こそうとするように思わせて怖がらすのですが、
大阪弁がきつく感じるので、とうとう泣いてしまったMの男性がおりました。

燃えるどころか逆に冷めてしまってプレイにならないのです。


私の所に電話してきたので、優しいムードの女性と交代した事もあったのです。

blogimg1.jpg 大阪は意外と地方から集まって来た人達が多く、
純粋の大阪生まれの人は少ないといわれております。

綺麗な大阪弁を話すのは、大阪では船場言葉といって、
上品な話し方で今でも残っているのです。

昔、漫才に出ていた浪速ちえ子さん、都蝶々さん、京唄子さんなどがそうでした。

あの方達の話方が船場の言葉なのです。

大阪弁でも綺麗で魅力がありました。

話し方を間違うと、上品さを失い下品なだけに取られるところがあると思いました。

大阪の人はそうは思いませんが、他県の方達が会員として入会し沢山来ておりますので、
出来る事なら標準語が良いに決まっております。

初めの頃は、その話し方や言葉遣い が、私の悩みの一つでもありました。

(続く)




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(前回からの続き)



時代の流れもめまぐるしく変化して、社会も急成長をとげておりました。
その為か、クラブでのプレイの内容もその時々のニーズに対応していくよう心がけ、
理解してあげるよう心がけてまいりました。

初めの頃のプレイは縄中心で、逆さ吊りを希望する人が多かったです。

私は男性の逆さ吊りをする時、和室タイプで鴨居の頑丈そうな部屋を探して、
なるべく高さのある部屋を指定しておりました。

その鴨居に縄をかけておいて、しっかりと足首をくくった男性をテーブルの上で逆立ちさせて、
鴨居にあらかじめかけておいた縄を、足首をくくった間に素早く繋ぎ、
しっかりと、動かない位結ぶように教え、これをいつも命綱といっていたのです。

しっかり結んだら、テーブルをゆっくり取ってしまうのです。
これで逆さ吊りの出来上がりです。

その後のプレイは人それぞれで違いますが、
終わりましたらまたテーブルを男性の頭の下まで持って行くのです。
手をついて逆立ちをさせている間に、鴨居の縄をはずすのです。


このように昔は大変苦労したものです。
特別な設備もないので、何とか考え、工夫を凝らしながらのプレイをしていたのです。

今の人には理解できない面もあると思います。
全て手探りでやっていたのですから。


(続く)


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(前回からの続き)


弟によくよく聞くと、

「自分が結婚するには許可がいる。ある人の許可がないと、遠方に行く事も、結婚する事もできない。
その人の指示があれば、結婚でも何でも指示通りにする」

と言っているのです。』


とおっしゃるのです。


その『ある人』というのが『私』らしいのです。


だから、お兄様は私に一度会って話しがしたいと訪ねてこられたのです。

もちろんお兄様は、私と弟さん(Iさん)がSMの関係というのはご存知ありません。


「私は結婚相手ではありません。また、今の所どなたとも結婚するつもりはありません。
私を慕ってくれているのはわかるが、私は私の人生がありますので」

と、はっきり申しました。


最後に
「私の許可がいると言っているなら、【私はお兄様の言う通りにしなさい】と、言っているとお伝え下さい」

と言いました。


(続く)




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(前回からの続き)



Iさんの、下男と紳士のギャップを目の当たりにした私。
私はもうIさんを下男としてみる事ができなくなり、
メイド行為を含め、プライベートでお付き合いする事をお断りしました。

そして改めて会員としてクラブに入会していただき、
他の女性とお金を出してプレイする事にしていただいたのです。

しかし、色々な女性を紹介しても、気に入った女性はできなかったようです。



ある日、Iさんのお兄様という人から「会って話しがしたい」
と電話があり、私の自宅に訪ねてこられました。

突然の事で大変驚きました。


食事をした日のIさんと同じような、紳士然としたお兄様でした。

静かな口調でお兄様はお話されました。

『関西から遠方の、とある地方に会社の支店立ち上げるため、
弟にその地方に行ってもらう事を考えています。

父が会長職に退き、私達兄弟に会社を完全にまかせたいと言っているのです。
弟には、もうそろそろいい加減結婚して身を固めてから地方に行って欲しいと思い、
私達が見合いを世話しようとしているが、一向に了解しないのです。


(続く)



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プロフィール

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Author:sm_amazon

1968年大阪で日本初のSMクラブを開始。
その5年後、屋号を『アマゾン』として十三に拠点を移す。



SMクラブ『アマゾン』
阪急・十三駅徒歩すぐ。
10:30~20:30
【電話受付は18:00まで】
Tel06-6305-4549

アマゾンホームページ

http://www.sm-amazon.com/




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