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日本で初めてのSMクラブ・アマゾン。

今もなおアマゾンの現役オーナーでいらっしゃるママのレポートを通して、
ブログで今までの色々なエピソードを綴っていきたいと思います。


……………………………

(前回からの続き)


SMクラブを始めるにあたり、一番苦労したのは女性をいかにして集めるかでした。

私は街中で一人、
Sらしい雰囲気を持つ女性を見つけたら声をかけ、
Mらしい雰囲気を持つ女性を見つけては声をかけ、
自分の名刺を渡し、元々していた商売のため事務所を借りていましたので
そこで電話を待つという状態でした。

「月100万円位稼ぐ事が可能ですので、興味持たれましたらお電話して下さいませ。
詳しいお話はその時に致します」
と言って名刺を渡しておりました。

SMという言葉は世の中に通じない時代です。
声をかけたその場では詳細は伝えず、後でじっくり説明しようと考えていました。

怪訝そうに即断る方もおりましたが、名刺を受け取ってくれる女性もおりました。


今で言うスカウトみたいなものでした。


もちろん失敗もありました。
ある日、ご主人らしき人から怒鳴り込まれ
「うちの家内に声をかけたみたいだが、月100万稼げるとはどういった仕事ですか?
家内を変な事に巻き込まないでくれ。警察に訴えますよ!」
と、すごい剣幕で叱られました。
その時私は、心臓がどうかなるのではないかと思うほどでした。

(続く)


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05/27|History||トラックバック(0)TOP↑
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(前回からの続き)


会社員時代のセミナーで知り合った、倒錯趣味の紳士達とのプレイを重ねながら、
時を経て私は会社を退職し、独立。念願であった商売を始めていました。
もちろんSMの商売でなく、極真っ当な商売でした。

倒錯紳士達のプレイの要望も多くなってきました。
しかし商売で忙しく、プレイをお断りする事も増えてきた頃、
「いつでもプレイの要望に応じてもらえる事ができたら嬉しいのに」
と、言われておりました。


その後、私の商売もなかなかうまくいかず、
色々な苦労もあり、スランプに落ちていました。

そんな時、" SM " 倒錯の事を思い出し、
自分の周りの人々…世の中にはこんなに沢山のSM嗜好の人がいた事に気付き、
お金を支払ってもプレイしたいといっていた事を思い出したのです。

私が個人的にプレイしていた時は、金銭の授受は一切ありませんでした。


思い立ったら即実行に移してみたくなるのが私の性格です。
どのような会にしようか、道具はどんな物がいるだろうか、
等々、様々なアイディアが浮かんできました。


(続く)


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(前回からの続き)


そのうち私もそういった行為に慣れ、、
自分の中に「征服感」が自然に芽生えていったように思います。

社会に出ればバリバリと仕事し重責を担う立場にある男性が、一変して私の前にかしずく。

私はS的嗜好だ。とまでは言えませんでしたが、紳士達を征服できる楽しさ、快感があったように思います。


だんだんとエスカレートしていく私がいました。

自分の手で叩いてばかりだと、掌が痛くなります。
何か代用できないかと自分で考え、手ぬぐいの先だけ濡らし鞭代わりにしたりしました。

誰かに教えられた訳ではありませんが、希望される度に考えて作っていました。

その後、西洋のSM画像などを参考にしていきました。

img1.jpg


革などを用いて自分で鞭を手作りして、様々なタイプの鞭を作りました。
 

今でもクラブで使用している鞭は、大半が私が手作りした鞭です。









また、洋裁が出来ましたので、皮の衣装(ボンテージ)も手作りしました。

洋画の中のスタイルのようにウエストをギュっと細くし、皮の衣装を着て、
ハイヒールを履き、メイクもそれらしく施し、
自室の鏡に映して一人悦に入る時もありました。

(続く)


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(前回からの続き)


セミナーをきっかけに、沢山の人とお知り合いになれました。
私の知らない世界の人達とお会いする事が増え、私自身にとって勉強となり
視野も広がっていったと思います。

いつも真面目な仕事の話題がほとんどでしたが、何度か食事をしたり親しく会話する関係となると、
Nさんを始め何人かの男性から、「私に倒錯行為的な事をしてほしい。」
と、コッソリ打ち明けられるようになったのです。

そんな男性方に後で聞きますと、

一目見て、この人ならとピンときた。
あなたの目を見て吸い寄せられた。
セミナーでハッキリ物を言う姿を見て、この人は厳しくしてくれる人だ。

などと思われたようです。

どの方も私よりお立場が上の立派な紳士です。
どうしてこんな"変な趣味の男性"が多いのだろう、と当初疑問に思いましたが、
求められるのは平手打ちや、緊縛、お尻ペンペン的な単純な行為です。
食事のお礼代わりに…と思い、食事後の個室内で要望に応じて簡単なプレイをしてあげていたのです。
皆、一様に喜んで感激されていました。

どの男性も、幼少時よりかわいがられ何不自由ない環境で育ち、
家庭では女中や運転手、会社では社員達にかしずかれている
会社のトップや跡継ぎ的立場の方でした。
家庭でも社会でも、厳しく叱り付けられた経験が皆無な方ばかりでした。
どの方も一様に「厳しく叱られたい」とおっしゃっていました。
皆さん紳士的で知能労働者の立派な方でしたが、内面は繊細でとてもデリケートだったと思います。


私の経験上分析しますと、

M的嗜好の人は、幼い頃より、かわいいかわいいで育ち、苦労した経験のあまりない人。
S的嗜好の人は、苦労を知り叩き上げの人、つい背伸びしてしまう人、一匹狼的な人。

が多いように感じます。


(続く)


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(前回からの続き)


企業セミナーで知り合った倒錯趣味の紳士達…。

前記の、古い日本の囚われ者の拘束姿に憧れを抱いているNさんのような、
何人かの"倒錯趣味"の男性とセミナーで出会いました。



前に書いたように、日本が高度成長真っ只中の昭和40年前半頃
様々なセミナーが開催されていました。


セミナー参加者は、経営者や管理職といった男性が圧倒的多数でした。
まだまだ女性の社会進出が少ない時代でした。

当時外資系の会社員だった私は、今で言うとキャリアウーマン的というのでしょうか、
いつか独立して商売をしたいという希望を胸に、向上心を持って真剣に仕事に取り組んでおりました。

社会において、とても女性の立場が弱い時代です。
男性に負けてなるものかと、日々勉強し、懸命に職務に就いておりました。

セミナーでも、せっかく参加しているのだから色々な事を吸収しよう、と思い、
積極的に質問や意見をしておりました。

男性が多数の中で、私の発言は目立ったようです。
まず、女性というだけで目立つ存在です。
わからない事は徹底的に知りたい、うやむやは嫌いな性格の私ですので、
質問や発言でもハッキリと物を申しておりました。

質問などする度に、他の参加者からの視線を感じていました。

(続く)



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プロフィール

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Author:sm_amazon

1968年大阪で日本初のSMクラブを開始。
その5年後、屋号を『アマゾン』として十三に拠点を移す。



SMクラブ『アマゾン』
阪急・十三駅徒歩すぐ。
10:30~20:30
【電話受付は18:00まで】
Tel06-6305-4549

アマゾンホームページ

http://www.sm-amazon.com/




ブログでは、老舗SMクラブとしての数々のエピソード等を記載する予定です。


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