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その後すぐ、Pさんから再度電話が入りましたので
その旨伝えますと
「申し訳ありません。
 それでは国内線Bカウンター前でお待ちしているとお伝え下さい。
 本当に助かりました。
 ありがとうございました」
と安心した声で話していました。


40分位してからA子からも電話が入りました。
少し慌てた様子で、
「伊丹空港に着きました。Pさんはどこにいらっしゃいますか?」

「ありがとう、A子さん。
 Pさんは国内線Bカウンター前で待ってらっしゃいます。
 お願いします。」

A子も急いで渡そうとしているのが伝わってきまして、
内心、私も気が気ではありませんでしたが、少し安堵し、
これで何とかなるのではないか、
どうかこの証明書で無事に海外出張ができますようにと、
心の中で祈るばかりでした。




(続く)





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02/25|History||トラックバック(0)TOP↑

「わかりました。
 早速先生にお願いして、証明書を発行していただくよう
 お願いしてみますので、またすぐお電話下さいませ」

私は予期せぬ出来事に慌てて
病院に電話をかけました。

先生に事情を説明し、お願いしたところ、
すぐに書いて準備しておきますので
取りに来てください。と仰ってくださいましたので
早速、近くにおりました女性会員に依頼することにしました。

タクシーに乗って病院まで行ってもらい、
顔に入れた鈴の証明をいただいて、
待たせたタクシーで伊丹空港まで行ってもらえないかしら。

A子はいますぐ行ってきます。と言ってくれ、
私は千円札十枚を持たせてお願いしたのでした。




(続く)





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02/20|History||トラックバック(0)TOP↑

毎日流れるような日々が続いており、
時が過ぎるのも早いもので、
Pさんの手術から二ヶ月位経った頃、
Pさんから電話がかかってきました。

「Pさんお元気でしたか?
 今日は何か御用でも?」

するとPさんは

「ママ、困った事になりました。
 今、伊丹空港にいるのですが
 海外に出張するにあたって、
 セキュリティーチェックで引っかかってしまいました。

 どうしても出発しなければならないのですが困りました。

 多分、顔に埋め込んだ鈴が原因なのだと思うのです。

 病院にお願いして証明書のような物を書いて頂けないか
 すぐお願いできますか?」



20160215.jpg





(続く)




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02/15|History||トラックバック(0)TOP↑

20160210.jpg

「手術が終ったPさんは大変嬉しそうでした。
 目の周りが腫れており、赤くなっておりましたが
 そんな事気にもせず、嬉しそうな笑顔で
 何度もありがとうと言って
 タクシーに乗って帰られました」


B子からの報告を聞き、私も安堵いたしました。

「お疲れ様でしたね。
 今日はゆっくりしていってね。
 皆も話を聞きたがっているようなので
 説明してあげてくださいね。」

既にA子はB子が戻ってくるのを待っていたので
二人別室に行き、なにやら話している様子でした。





(続く)






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02/10|History||トラックバック(0)TOP↑
B子はさらに手術の詳細を話してくれました。

「目の周りにはあまり骨がないらしいので
 眼球下の空洞になっている所に
 鈴を入れたと仰ってました。

 上唇を切って、目の近くまで捲って
 空洞になっている部分に入れるとの事でした。

 入れた鈴は、
 一年位で膜に巻かれて移動しなくなるそうで
 固定した感じになり、安定するそうです。
 
 それまては触ると動くらしいです。」




(続く)





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Author:sm_amazon

1968年大阪で日本初のSMクラブを開始。
その5年後、屋号を『アマゾン』として十三に拠点を移す。



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【電話受付は18:00まで】
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