大阪・十三　SMクラブ『アマゾン』Blog

私の権利書で80万円を工面して、事故相手の方とスムーズに示談できたら良いのに、と心で祈っていた私でした。

翌日の15時頃、事務所に金融会社から電話が入り、今から事務所に来ると言うのです。
何の事か、と思っておりましたが、特別気にもしませんでした。

すると、しばらくして慌てた様子で金融会社の社員の方が訪ねてこられました。
私は何か不都合な事でもあったのかなと思い、その方に事務所に入っていただきお話を聞く事にしました。

私の権利書を持ってきたというその社員の方は、私に名刺を差し出し
「僕は以前、銀行に勤めていたのですが、今はこの会社に勤めています。
　中沢さん、他人にこのような権利書を貸したり、これでお金を借りたりしない方がいいですよ。
　僕の所だったから良かったけれど、もし暴力団関係の金融会社だったら、大変な事にもなりかねませんでしたよ」
と、言うのです。

私は、そういった金融機関を『夜の銀行』位にしか認識しておりませんでした。
自分自身、国民金融公庫からしかお金を借りた事がなかったので、何も知りませんでした。
世間知らずといえばそれまでですが、あちこちにお金を借りてまで商売するのは返済の自信がなかったので、色々な金融機関に関して興味もなくよく知らなかったのでした。

権利書を返していただくかわりに、80万円を私は立て替えたのでした。

その後、権利書を貸した男性会員は二度と連絡がありませんでした。
またもや、皆に笑われてしまった私でした。






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