Kさんは涙しながら話されました。
私 「Kさん、もう泣かないで下さい。
私の方が涙を堪えるのがやっとです。私は事務所で泣くわけにはいかないのです。
仕事中ですから。
貴男が泣けば、私は堪えるのが辛いのです」
Kさん 「わかりました。色々と思い出してしまうと、
亡くなって一年過ぎても僕は彼女に懺悔の気持ちが出るのです。
とてもとても苦しいのです」
私 「Kさん、貴男の気持ちは良くわかります。
でも、癌の原因は貴男のせいではありません。
私の所に入会した時に既に初期の癌になっていたのかもしれません。
その時に病院に行っていれば治っていたのかもしれません。
癌は体質ですから、プレイしたからといって皆が癌になっておりませんから。
私だって、若い頃に初期の癌になり、手術して今も元気で再発もしていないのですから。
Kさんのせいではありません。ご自分をそんなに責めないで下さい。
これも彼女の運命なのです。神様だけが知っているのです。
奈々子さんもKさんに愛されて幸せな日々を送っていたのですから
短い期間であってもきっと幸せだったと思います。
私も心から奈々子さんの冥福をお祈り致します。
家に帰ってから、きっと私も思い切り泣いてしまうと思います」
(続く)
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